ギャラリーAO

散歩の途中に、ギャラリーAOという看板を見つけました。
ご自宅の一角が、ギャラリーになっているらしく、いったいどういう方がなさっているのか気になります。
中田誠展 リレ-ションV| 9/15~9/26(水)12:00~18:00(最終日は17:00まで)と書いてあり、好奇心で、出かけて行きました。
いつもは閉っている門を、一歩踏み入れると、緑の木立が清々しい。
ギャラリーは、コンクリートの壁に囲まれ、周囲に作品が展示してありました。
全体を見た後、ある作品の前で立ち止まっていると、作家の方が、「絵をお書きになるのですか?」と、聞かれ「いいえ」と答えました。
「何かお好きな作品は、ございましたか?」
「はい、この一角の3点が気に入りました」
「これを気に入った方は初めてですね。これは、木を組み合わせて、人という字をいくつも組んで、ぶら下げているオブジェです。」と、うれしそうに説明して頂きました。
「天井から吊した、宙ぶらりんの石も面白いですね」
「これは自然の石ではなく、私が作ったものです。触って見て下さい。軽いでしょう。下のオブジェと対になっています」
「上だけの方が面白い気がしますが…」
「下から飛び跳ねたという発想で作ったのです。」
石を作られた過程等をお聞きしていると、ここの女主人が現れました。
人の良さそうな老婦人は、他の来館者と話しておられます。
どうやら、ここは貸しギャラリーではなく、主が気に入った作家の企画展のようです。
未亡人になられた後、ご自分の好きな作家とその作品に囲まれて、時間と空間を過ごしたいと思われたのかしら?と、勝手な想像を膨らませ、ギャラリーを後にしました。