名残りの月

昨日は、月1回の茶の湯と歳時記のお稽古日でした。
お軸は、天高任鳥飛(天高く鳥、飛ぶに任す)、秋晴れの天、高い空を鳥に任せて、それぞれが自由自在に飛ぶさまを、のびのびと書かれた字は、見る者を心豊かにしてくれます。
10月は名残りの月で、お茶席では、特に、侘びた雰囲気を演出するそうです。
また、10月は、湿気が少なく、お香をきくのに良い季節だそうで、沈香と白檀の香りをきかせて頂きました。
お香は、心が静まるから不思議ですねえ。
私が、月1回でもお稽古に参加するのは、日本の文化を学ぶのも、目的の一つですが、先生のお人柄にふれ、なんとなく、こういう時間を持っていたい、接していたいと言うのが、本音かも知れません。
すぐには身につかないけれど、ふとしたはずみに所作が出たり、立ち居振る舞いに現れる何かが、何年か積み重ねる内に、身についたら、うれしいなあ-と、思っています。
40年も、水商売の世界に生きていると、知らず知らず、その世界のアカだったり、行儀の悪さが身についてしまいます。それを少しでも、払い落とす事が出来ればと願っています。それに季節に合わせたお菓子とお抹茶を頂くのも、楽しみなのです。