ル・パッサージュでランチ

今日は、東京から友人が来たので、久しぶりにル・パッサ-ジュでランチを頂きました。
シエフに、魚料理を勧めて頂いたので、私はグラスの白ワイン、2009年ヴィコンテのブルゴ-ニュブラン、彼女はペリエで乾杯。
天井の高い天窓からは、真夏の光が降り注ぎ、掃除の行き届いた店内は、心地好い涼しさ。
各テ-ブルの飾り皿もグラスもピッカピカ。春名シエフの細やかな神経と華やかさが、見え隠れしている。
このちょっとした緊張感と非日常の空間が、たまらなく嬉しい。
アミュ-ズはサバの燻製 佐渡のいちじく(キング)のせ燻製が、きつくないので、鯖の美味しさが、しっかり伝わり、後味に ほんのりといちじくの甘さが残る。
オ-ドブルは、和歌山 本マグロ カルパッチョ ゴマとタプナ-ド
お皿が運ばれて来た時の、この香り高さが、なんとも言えない喜びだ
中トロと赤身のマグロのカルパッチョをサマ-エンジェルというスモモのドレッシングが涼やかに口に溶け込み、ワインも、ついついすすみ、夕方から仕事があることも忘れてしまいそう。
ス-プは、アンダルシア風ガスパッチョ 一口食べると、酸味の利いたパンチのある夏らしいス-プだ。シャバシャバの即席ス-プとは、一味も二味も違う。さすが、アルピ-ノ仕込みと思わせる一品だった。
メインデイッシュは新浜漁港のスズキのポアレとラトゥイユ
コリアンダ-風味のカリフラワーソ-ス
反り返った鱸は、生きの良さをあらわし、付け合わせのラタトゥイユも美味しい。思わずワインをもう一杯、やっぱり美味しいフレンチには、ワインが欲しい。彼女も、ひと口飲ませてと。
この料理の面白いのは、レモンピ-ル入りカリカリパン粉が スプ-ンに添えてあって、それを少しずつかけて頂くと、鱸のプリプリ感とパン粉のパリパリ感が、とても面白い。
う-ん、にくいなあーと、客に思わせる。後ろでシエフが、ニタッと笑っている。正しくは、私は後ろ向きだからわからないが、笑っているに違いない。
客と店の、この丁々発止が、レストランは、楽しい。
マニュアル通りでない、キャッチボールが出来る店が、少なくなってしまったのは、ちょっと寂しい気がする。
そう言うことを望まない客の側にも、責任があるのかも知れない。
デザートは、しょうが風味のクレ-ムブリュレ パプアニュ-ギニァ産 バニラのアイスクリーム
夏向きに生姜を効かせたクレ-ムブリュレは、さっぱりと仕上げてあった。
コ-ヒ-(ブラジルサントス)が出た頃は、お腹も気分も、しゃべりにしゃべった彼女も大満足。
やっぱりフレンチはいいなぁ-と、私も大満足したランチでありました。