坊やと神様

先日、友人のお孫さんが、東京からやってきました。
希望中学校へ入学した御祝いだそうです。新幹線での一人旅は、初めてで、ばあ‐ばは、着くまで、ドキドキです。
息子夫婦とも、たしか、アメリカのエ‐ル大学で、学位を取得する程の秀才ですが、お孫さんは、ばあばに似て、素直で天真爛漫ですが、
成績は、クラスの中ぐらいで、おまけに、鈍くさいところがあり、いじめられていました。
でも両親には言わず、ばあばにだけ打ち明けていました。
ばあばと坊やは、友達でもあり、アイスクリームを取り合う仲でもあります。
希望校は、とても無理と思われましたが、試験は、スラスラ問題が解けて、合格したそうです。
坊やは、どうしてなのか、不思議に思っていました。
そして、ばあばに聞きました。
「ばあば、神様はいるの?」
「神様は、いらっしゃるよ」
「神様は、どこにいるの?」
「神様は、いつもそばに、おられるよ」
「でも僕には見えないよ」
「神様は、光だから、光をずうっと、求めてゆけば良いのよ」
「ふぅ~ん、神様は、光かぁ‐」
坊やは、しばらく考えこんでいました。
「ばあば、僕、神様信じるよ」と、言ったそうです。