クレーの天使

この間から気にかかっていた、谷川俊太郎さんのクレ-の天使の絵本を買いに出かけました。
残念ながら、もう書店にはなく、偶然に古本屋で、出会う機会を待つことにして、文庫の詩選集を買い求めました。
今日は、一日中、クレ-の天使の世界に浸っていたい。
天使の詩は、書けなかったけれど、以前書いたピエロの詩を読んで下さい。

はり叫ぶ愛の心を
押し殺して、
いつまでピエロを演じるのだろう
鏡に映る哀しみの
老いたピエロに、
私は、そっと微笑みを交わす。
一人取り残された孤独が襲い、
乾いた風が、頬を打つ。
ピエロと思う心を恥じ、
風に揺らぐ白い薔薇のように、
無垢の愛を捧げたいと願う。
爽やかな風に揺れて、白い花びらが舞い散るように、
ただただ愛して、消えてしまえたら、
穏やかに微笑むことも出来るのに、
白い薔薇が舞い散るように、
貴方の前から消えてしまえる日が、
いつ来るのだろう。
孤独な旅に、旅立つ日は、
白い薔薇の花びらが、
風に舞うように、
無垢な心で、消えて終いたい。

私は、あっけらかんとした愛の詩は、なかなか書けませんねえ。