シャンパンで乾杯

昨夜、前のサロメからのお客様が、
「近くのライブハウスにいたんだけど、マダムの顔が見たくて、抜け出してきたのゥ-。
シャンパン一緒に飲みましょう!」と、飛び込んでこられました。
彼女も業種は違うけれど、サ-ビス業に携わっておられます。
シャンパンを一気に飲み干すと、
「サ-ビスって、始めはあるけど終わりはないわね-」と、
しみじみ話しかけられました。
「私、前のサロメのK君に叱られたことがあるのよ」
「まあーK君が?」
ワインの話をしている時、わあ-あのワインは嫌い、そのワインは美味しくない、とわがまま放題にけなしていたの。
そしたら彼が、
「ワインも人との付き合いも、一本一本、その時その時、一期一会を大切に、
水を飲むように、何のこだわりもなく、素直に飲んで下さいと、言われたの。
24歳の彼によゥ、まいったなぁ-」
「そう-、K君がねぇ」
「人との付き合い、難しいわ、でも私、頑張るわ!マダムが、がんばってるから。いつまでも元気でいてね、また顔見に来るから」
彼女は、夜更けの街を小走りで帰って行かれました。