ルミナリエ

神戸は今ルミナリエで、賑わっています。
ルミナリエといえば、震災後初めて催しされた時の事を思い出します。
震災でビルが崩壊し、三ノ宮、東門筋、トアロ-ドから光が消え、まるでゴジラのスタジオに紛れ込んだような恐ろしさでした。
真っ暗闇を経験した私には、ルミナリエのまばゆい光は宇宙から届いた贈り物のように思えました。
光が放つ不思議な力に感動し、宝石を散りばめたかいどうを泣きながら歩きました。
今思い出しても涙が溢れます。
当時はまだ携帯電話も普及していなかったので、写真を撮る人もまばらで皆、失くなった方々のことを思い静かに歩いていました。
年を重ねると共に宣伝も行き渡り多くの方々が見物に来て下さるようになりました。鎮魂を込めた思いが薄れ、周囲に屋台まで出店し、ゴミが山のように積み上げられた様は腹立たしくさえ感じます。
どうして神戸市は、屋台の出店を許可したのでしょうか。
三ノ宮周辺には、あらゆる国々の料理を出す店が多々あります。
小さな地域にこれほど多国籍の店が、それぞれに趣向をこらし、しかも美味しいというのは、珍しいのではないのでしょうか?
他県から来られた方々にもこの機会に、レストランでお食事を楽しんで頂きたいと思うのですが…
初めての感動を胸に秘め、今年も神戸に、ルミナリエの光が灯ったことを感謝いたします。