中秋の名月

今日は中秋の名月。
小さい頃は、縁側にテ-ブルを出して、山から採ってきたすすきや萩を生け、手作りのお月見団子や小芋、枝豆等をお供えし、今か今かと月の出を待っていました。
暗闇に輝く月の光の静かさ、透明さ、そのやさしい光は、神秘性をおびていました。
家族は、ささやかな膳を囲み、その一つのものに心を合わせて団欒し、自然の恩恵と未知なるものへの畏敬の念を持って、四季折々を過ごして来ました。
今は、名月弁当やらと、商売の道具にしてしまったのを、ふと哀しく思います。私達は、日本の素晴らしい風習をどうして簡単に手放してしまったのでしょうか。