伊勢湾台風

台風のせいか、今日は、朝からムシムシします。
台風といえば、各地に被害を残した伊勢湾台風を思い出します。
神戸電鉄は、途中で止まり、線路沿いをくたくたになって歩いて帰りました。
町内では、激しい雨のなかを、皆で協力して、土嚢作りが始まり、姉と私も、馴れないスコップを持って、手伝いました。
芦有道路開発跡地に山崩れがおき、家のすぐ側まで、土砂が流れ込んできました。
下流地では、川の危険水域を越え、町内のサイレンは、ひっきり無しに鳴っています。
病で伏せていた、自治会長の父は、母の止めるのもきかず、カッパを着て飛んで行きました。
家の中は女ばかりで心細く、看板や車もプカプカ浮き、土砂と水かさが、みるみる内に増えてゆく様は、今でも恐ろしい記憶となって残っています。
あまりの水かさに、箪笥を二さお、細い階段を上って2階へ運びました。
どうしてあんな力が出たのか、今でも不思議に思います。
台風が去っても、箪笥を降ろす気力もなく、2階に上げたままになりました。
火事場の馬鹿力とは、良く言い得たものですね。