C’est la vie, セラヴィ

朝、一斉に蝉が鳴きはじめました。蝉の音を聞いていると、何故か昔のことが思い出されます。
まだ若い頃、婚約寸前で、お断りして仕事を始めました。
僕は一生独りでいるけれど、君は、気にしないで、好きな人が見つかったら、結婚するんだよ…と、言ってくれた人がいた。
その人も、その後結婚して二人子供をつくった。当然だ。
一度捨てた者は、次は捨てられるという強迫観念が、いつの間にか私の中にある。
次は、私が捨てられる番だ、いつも、そう思ってしまう。
ある奥様が、仕事と私と、どっちが大事?と、ご主人に迫った話を聞いた。
まあーかわいいと、苦笑してしまうが、
そんなバカげたせりふは私のなかにはない。自分でも、可愛いげのない女だと思う。
捨てないで、、というシャンソンの歌詞があるけれど、すがることも、追いかけることも出来ないで、そっとドアを閉めて、泣いている私が見える。泣き終わったら、セラヴィそれも人生ね。と、笑うことでしょう。

ルー・サロメ 神戸