太陽と月

梅雨が明けて、日差しが、きつくなりました。
青年の頃、太陽に憧れた時期がありました。
太陽の無償の輝きに魅せられ、自分自身が、輝いていたい、そしてその輝きが、世界中の隅々まで届くように…と、願った頃がありました。
今は、太陽のように、輝かないけれど、透明で、見る人の心を映す月に、憧れるようになりました。
静かに、ひそやかに、人知れず、少し距離をもって、丁度、月を見る私たちの様に、私が歩けば、月もまた、見え隠れしながらも、ともに歩んでくれる、
そんな確かな存在に、なりたいと願うようになりました。

ルー・サロメ 神戸