映画「風立ちぬ」

「風立ちぬ」を見て、久々に泣いてしまいました。
日本が軍国主義へと突入するなかで、美しい飛行機を作りたいと主人公の堀越二郎は、人生の目標を定めます。
夢の中でイタリアの設計家 カプロ-ニ伯爵は「設計家は夢に形を与えるのだ」
「大切なのはセンスだ。技術はあとからついてくる」
「創造的人生の時は
10年 君の10年を力を尽くして生きなさい」と言う言葉が心にずっしり響きました。
限られた短い時を愛しあった二人にも感動しましたねえ。

映画の中の懐かしい日本の風景と貧しいけれど凛と生きる日本人を見て、私も含め、今の日本を恥ずかしく思います。

堀越二郎役の庵野秀明を初めカプロ-ニ役の野村萬斎、里見菜穂子役の瀧本美織、黒川夫人役の大竹しのぶ、二郎の母の竹下景子等等どの人も芝居をし過ぎず、ごく自然体で、素晴らしい声優でした。
良くあれだけのピッタリの人を選んだと感心します。

今年の12月でサロメは5年になります。
これから5年後、「君の10年はどうだったかね、力を尽くしたかね」と聞かれたら、その時 私はどうこたえることができるでしょうか?