新神戸の残り香

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切り絵作家 故・成田一徹氏の「新神戸の残り香」(神戸出版センター)が、他の書店に先行して海文堂書店で発売しましたと、メールが届き出かけました。
本を手に取って見ていると、初めて成田さんにお目にかかった日のことを思い出しました。
三木市での展覧会のハガキが友人から届き、見に行った御礼に、成田さんが初来店。
古き良き神戸のこと、フランス料理店ルー・サロメの話、森有正の「遥かなノートル・ダム」等、話がはずみました。
そして「明日取材できますか?」と、突然の申し出を受け、2011年6月16日の神戸新聞夕刊の一面に、大きく掲載されました。
それ以来、時々お顔を見せて下さるようになり、亡くなる一週間ぐらい前にも来店、「いつかサ・マーシュのフランスパンを抱えたマダムと,北野坂を歩きたいね」と、はにかみながら言われて、お帰りになりました。
まるで、つい最近のようにも、又ずいぶん昔のことのようにも思えるのが不思議です。
できることなら、ご一緒に北野坂を歩いてみたかったですねえ。

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